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今日は、裁判員裁判の傍聴にいきました。
傷害罪と傷害致死事件の裁判の第1回公判でした。
傍聴席は、間隔があいているせいで満席になっており、中には報道の腕章をつけた方もいました。
最初は、検察官の冒頭陳述から始まり、弁護側の陳述と進んでいき、約1時間がたった時に休憩となりました。
裁判所の方が話しているのを聞くと、一般の裁判員の方々がいるので、比較的長く休憩がとられて、30分の休憩が終わり、先の傷害事件の証拠調べに進んでいきました。
検察官も弁護人も一般裁判員向けに証拠説明書のようなものを作成しており、それを裁判員に提示して、内容を分かりやすく説明しておりました。
争点は、傷害致死事件の方で、被告人から過剰防衛で被害者が死亡してしまった。刑の減軽を争う意向が、代理人弁護士よりありました。
①相手から先に暴力を振るわれた。
②被害者家族に賠償金を「1000万円」支払っている。
③職も家族も失って、社会的制裁を受けている。
といった、抗弁がなされていました。
※時間がかかるのは、このせいだ、と思いました。
午後からは、傷害致死事件の証拠調べがあり、午後4時半に閉廷しました。
全ての項目で、かなり詳しく説明をしていたので、判決まで日数がかかるようです。
全日程は、5日間で最終日に判決が言い渡されるようです。
この度、裁判員裁判を初めて体験して、なんか被害者より、被告の人権保護の方が優先されているように思えたのは、私だけでしょうか?という疑問の裁判でした。
2回目からは、証人尋問や陳述書(関係者の証言を書面にしたもの)が行われるようです。
※つくづく、犯罪はあってはならないと思います。
くまちゃんWorld